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蟻水 稀白

(クリエータ)
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2017年09月22日 16:11 【プリレンダ作品】
閲覧数 : 459 評価数 : 7 スコア : 70

蘭花 女白 Original Character

蘭花 女白 Ranka Meshiro

ストーリーと世界観

2xxx年『動物の乗算(人間と動物の交配実験のことを指す)』の際、言語能力は衰弱するも、動物的運動能力の割合が高くなり、人間の運動能力をはるかに凌駕する生物が開発された。

野生化してしまった者の中には、人間に対し恨みを持っているものも多く、危険であり、監禁または駆除対象として認知される。

躾けられたものは、家畜や愛玩動物として扱われることもあるが、その倫理観念に疑問を抱くものも多くいた。

一部の宗教では、これらを神として扱う文化があり、その一般社会における神々の扱いに対し、神への冒涜とした。

『動物の乗算』が失敗に終わったとして、一般に認知されるようになり、『植物の乗算』が始まった。

それは植物と人間の交配である。この時代の一般認識としては、植物は人間より優れた知性を蓄えているという考えが広く流布されていた。

科学者たちは、植物の知性を人間に取り入れようした。

しかし、動物との交配より難しく、長年の研究を要し、多数失敗作も生まれた。
それらは見かけ上、動物の乗算の結果より、醜態であり、草木に擬態する虫のような姿をし、ただひたすらに沈黙を続け、人形のように、じっとしているのみであった。

数年後に、研究の成果がでた。植物の乗算において、成功したものたちは光合成ができるようになり、皮膚は紫外線を反射し、日焼けをすることなく、ただ陽の下でじっと白く輝き、死ぬまで瞑想を続けるものが多数現れた。

しかし、彼らは無口で、知性を人間に分け与えてくれはしなかったものの、
その姿はいかにも神のようで、またこれを神として崇拝する宗教が生まれた。

この『植物の乗算』時代のはじめの失敗作として生まれたのが、蘭花 女白である。

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女白の心情。

『私、花になりたかった。

だから、ある研究者が人間を花にする魔法のような技術を開発したって聞いたとき、すごくわくわくして、人類初の実験体に名乗り出たの。

でも結果はこのざま。

人間と虫のキメラみたいな醜い姿にされちゃった。

つまり、失敗したの。

人間と植物をかけあわせようなんて無理な話だったのよ。

唯一、花っぽさが残ったのは、この皮膚の色だけ。

この醜い姿を美しい花たちに隠してもらうため、わたしは花に紛れて、擬態しながら一生を過ごすことを決めたわ。

まるで花蟷螂のようよね。

花になりきれなかった人間。

それが私よ。』

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